2009年3月24日

ケータイとPC

NECがパソコンと携帯電話を融合させた製品を発売へ、専門組織を新設
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090323_nec_mobile/

だそうだ。ケータイ屋は各社、なんでPCとケータイを同じブランドで出さないのかと不思議に思っていた。たぶん組織が違うからだろう。ソニーなんて違う会社になってるし。
融合させて1個のデバイスとすることを考えるよりは(それだとただのスマートフォン)、2個のデバイスをどう連携さすかという考え方をしてほしい。

技術がすごーく進んだ世界を考えると、ケータイとPCの違いは単に形の違いということになる。画面がちっちゃくてポケットに入るのがケータイで、入らないのがPC。形の違いは技術が進んでも変えようがないんで、携帯性と使いやすさという形に由来する利点を持った形の違う2つのものは一緒にはならない。

ただ変形するなら話は別。Readiusみたいな。http://www.readius.com/
ここにも書いてるけどミウラ折りのディスプレイは誰も作ってないのだろうか。
http://japan.cnet.com/blog/margin/2008/06/24/entry_27002930/

2009年3月23日

ストリンガー語る

日経エレクトロニクスの3月23日号、これ1000号記念号なんだが、これに載ってるソニーのえらい人・ハワード・ストリンガーのインタビューが面白い。

私がテレビ局にいた時の話をしましょう。もともと全米を覆う放送網は、三つしかありませんでした。ケーブルテレビ・サービスが考案されたころに、放送業界の展示会で「三つの選択肢で満足している。視聴者はケーブルテレビも衛星放送も必要としていない」と、テレビ局の幹部がスピーチしていたことを覚えています。
40歳そこそこだった私は、手を挙げて彼に言いました。「それは違う。顧客は常に選択を好んでいる。放送網が三つしかなければテレビ局には好都合だが、世の中は変わるのだ」と。
4週間後、私は意外な業務を与えられました。展示会のスピーカーだった人物の代わりに、私が社長になったのです。

このインタビュー、他にもストリンガーの考え方がよくわかって面白い。たとえば

私のような大企業の経営者は、自分が何を知らないのかを社員に伝えることが大切だと考えています。社員の協力を引き出すためです。

読んでみて思ったことは、ソニーの中の人は抵抗をやめて彼の言うことをよく聞けばいいじゃない、ということだ。
ちなみにこの1000号記念号の特集は「誰でもメーカー User Generated Deviceが拓く新時代」。ストリンガーのインタビューにもChumbyのことが出てきたりして、その趣旨には共通するところがあった。間違いなく時代はこっちに流れてく、問題はどう流れにのるかどうかで、乗るかどうかはもう問題じゃない。

2009年3月9日

ポパイカメラ

自由が丘に行ったらポパイカメラって店があった。
http://www.popeye.jp/
町の写真屋さんを雑貨屋方向に進化させたような店。オリジナルのトイカメラまで売っている。

以下のインタビューを見ると三代目が二代目とケンカしながら作った店のようだ。
http://fotonoma.jp/kotoba/vol01/contents01.html

こういう店はもっとあっていい。
関係ないけど町の和菓子屋もなんとかならないものだろうか。

2009年3月5日

どこでもディスプレイな時代

以下の例なるほどと思った。

 あるマンションデベロッパーがマンション購入者に無線LAN対応型のデジタルフォトフレームを無料配布した。毎日、建築状況をデジカメで撮影し、ネットワークを通じて配信したのだ。圧倒的な顧客満足をもたらした。
 購入者は入居後もその端末を新居に持ち込んだため、デベロッパーは「きょうは燃えないゴミの日です」といった生活案内情報を端末に配信するとともに、転居時の不動産売却情報をしたたかに送り届けることにも成功した。

20ドルのデジタルフォトフレームに見る映像メディアの未来予想図

紙やら看板やらは将来的に相当ディスプレイに置き換わるんではなかろうか。看板屋さんは転職の準備しといた方がいいな。

2009年3月3日

ソニーの組織改革 追記

ソニーの新しい組織図を見ていて「新規事業開拓プロジェクト」というのができていることに気づいた。新規事業の開拓、組織という観点で見ると以下のやり方があると思う。
1)既存の事業部にやらせる
2)専門化した組織にやらせる
3)シャープの緊急開発プロジェクトのように、事業横断の組織にやらせる
まあ全部やればいいと思うが、有効性は3)2)1)の順に高いんではなかろうか。

あと組織図を見て思ったことは、この組織は垂直統合型から水平分業型への移行への第一段階としてやったものではなかろうかということだ。そうだとしたら、もう一回組織変更があるかもしれない。

2009年3月2日

ソニーの組織改革

ソニーが組織改革やった。中鉢社長をベンチに下げてストリンガーの1トップ。その下に4人のMFが付くらしい。コンテンツ出身のストリンガー、ずっとエレクトロニクスやってきた人たちとは対立もあるらしいので、このフォーメーションで巨漢FW、ストリンガーが前線で孤立しないかどうかが問題だ。新しいフォーメーションは以下の図を見るとわかる。


ソニーの前の組織体制についてはここで書いた。
ノキアに比べると、コンスーマープロダクツとネットワークプロダクツの違いがよくわからない。たとえばテレビはなんでネットワークじゃなくてコンスーマーなのか。
製造流通は別レイヤーにしたんだから、いっそネットワークサービスが別レイヤーの方がわかりやすい。
最近amazonからkindle2が出たが、日本語版はいまだ出てない。かつて日本のヤフーは米ヤフーから「オークションやるならとにかく早くやれ」と言われて早めに取り組んだ結果、eBayに先んじて日本のネットオークション市場で勝利を収めることができた。ソニーはさっさとkindleを真似してしまえばいい。
日本には米市場にはない巨大なマンガ誌の市場がある。たとえば毎週ジャンプやモーニングが読めるサービスが提供されたらぜひ買いたい。